2012年5月19日土曜日

立山の雪②

こんにちは☆

今朝は、バックカントリーに行ってきました。
昨日降った雪のおかげで、5月中旬でも新雪パウダーです(* ̄  ̄)v
朝日が昇る前、室堂山へ向かう。

お昼の気温は4℃と、さほど暖かい温度とは言えませんが、
歩くと少し汗ばむような、上着を一枚脱ぎたくなるような、ポカポカ陽気です。
地面にたまった水たまりからは湯気が出ていました。

朝には、”えびの尻尾”と呼ばれる霧氷(むひょう)を見る事が出来ました。
これは、氷点下の環境で起こる着氷現象で、強風時に出来ます。
蔵王の樹氷(スノーモンスター)も、霧氷の一種なんです。
風がどの方向へ吹いていたか、一目瞭然です。

昨日の吹雪から一転、今日は穏やかな晴天が広がり、
”女心と秋の空”とはよく聞きますが、ここ立山もこのことわざにピッタリです。


さて、先日立山の雪①にて、雪についてお話しましたが、
今回は「雪の層」についてお話したいと思います。

富山県は水が豊富と言われています。
その源のひとつに、3,000m級の標高を持つ立山連峰の雪があります。
室堂平に降る雪の量は平野部の10倍以上です。

ただ、毎日同じ雪質の雪が降るとは限りません。
そうした大気の記憶装置と呼ばれるのが、「雪の層」なのです。
講演会後の観察会では、実際に雪にふれて説明を聞きました。(雪の回廊にて)

真っ白で厚いしまり雪は、冬型の気圧配置で寒い吹雪の日が続いた日。
ざらめ雪は、高気圧に覆われて暖かかった日。
などなど、雪の層はその時その時の時間を刻み、私達に教えてくれます。
虫めがねで見てみると、雪の層の違いがとても良くわかります。

大好評『雪の大谷ウォーク』でも、雪のカレンダーが設置されています。

昔は単純な雪の層だったのですが・・・
今はとても複雑な層となっています。


室堂平で雪が降らない時期は、ほんの数か月(7月下旬~10月上旬頃)ですが、
それでもこうして積もった雪は、ほとんどがとけてしまいます。
来年出来る層、再来年出来る層、、、と、
また昔のような層に戻っていくよう、私達一人ひとりが気を付けていかなくてはいけませんね。

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